トリガーエディターと共に散りぬ

ゲームに関する、日本語の記事が出回ってなさそうな小ネタなど

エディターでの作成物の紹介

現在家に設置しているギミックを紹介します。

 

トリガーエディターで作った内容は

家の保存機能で保存できないので、

新しいことを試そうと思うと消すしかないんですよね・・・。

一通り紹介が終わったらこれらもそのうち

泣く泣く消すことになるので、記録も兼ねて。

 

なお、基本的に1ゲームあたり1エディタで作っています。

1.プチライツアウト

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レバーを押すと隣り合ったおじさんを巻き込んで動きが反転するので

全員を動いている状態にすればクリア!というゲームです。

3おじさん分であればギリギリ1エディタで構築可能。

おじさん全員が動いた状態になると、横の扉が開いて次のステージへ進めます 

 

ちなみに次のエリアに進む扉は2重扉です。

2重扉にしていると奥の扉をタゲることができない性質があるみたいです。

なので手動ではどうがんばっても1枚目の扉しか開きません。

 

2.正解スイッチ組み合わせ探し

youtu.be

おじさんの動きをよく見て正解となるスイッチを押す、というゲーム。

まあ露骨に動いているので、せいぜい押すスイッチの組み合わせは2通り程度の

至極簡単な内容です。

何かしらのスイッチを押した場合、しばらく後に自動でOFFに戻りますので

何度でも遊べます。

 

3.正解スイッチ組み合わせ探し パート2

youtu.be

エディタ的には前のゲームと変わりませんが、

正解となるスイッチの組み合わせを探すのが難しい、

謎解きにウェイトを置いたギミックです。

動画でも正解は出していませんので、気になる方はお越しください(笑)

 

 

トリガーエディターの使い方

ホームネットワークパソコンを設置して、

トリガーエディターの画面を開いたものの

さっぱり使い方がわからずそっと閉じたあなた。

レバーを押したら扉を開けるためのものでしょ?

と思っているそこのあなた。

 

トリガーエディターを使いこなせばいろんなギミックが作れますよ!

 

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3×3の点灯パネルパズル(ライツアウト)を作ったときの図

ライツアウトとは、↓のようなやつですね。何かのミニゲームで遊んだ人も多いかと

http://www1.kiy.jp/~yoka/gameland/TentouPuzzle2_JS/TentouPuzzle2_JS.cgi

おじさんたちをパネルに見立てて、レバーでおじさんを動かすことができます。

もちろん両隣のおじさんも連動して動いたり止まったりします!

そのうちソースコードなんかもアップしていきます。

 

ということで、なぜか解説書の類がないので手探りでしたが

色々できるようになってきたので、このブログで解説していきたいと思います。

 

OnEnterの設定 

これは、Stateに入ったときに実行されるアクションを指定する場所になります。

(Stateに入るって何ぞやって人は後々解説しますのでいったん流してください)

 

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例えばOnEnterに鉱石を掘る鉱夫 set ONと書いておくと

このStateがロードされた瞬間、この鉱石を掘る鉱夫(鉱石おじさん)が動き始めます。

 

 

具体的な設定の仕方です。

OnEnterのところにカーソルを合わせると、アクション追加というボタンがでてきます

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これを押すと

[Empty(0)] Set [OFF]というのが最大3つまで増やせます。

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消すときはカーソルの右に出ている×ボタンを押すと消せます。

 

次に、対象物を指定します。

ここでは設置済みの鉱石おじさんを指定します。

左側に、コントロールできるオブジェクトリスト一覧が出ているかと思います。

ポータルをいっぱい設置している人は、

インハウスマジックポータル(BETA)で埋め尽くされているかもしれませんが、

スクロールバーを下にやれば鉱石おじさんが出てきます。

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これをリストの文字をグイっとEmpty(0)のところにドラッグアンドドロップすると

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セットできます。

 

ついでに、OFFのところをクリックしてONにしてやりましょう。

 

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ちなみに、鉱石おじさんをいっぱい置いた人は、どれがどの鉱石おじさんかわかんねーよ!ってなるかもしれません。

そんな時は、トリガーエディターを開いたまま、ハウジング画面を見てみてください。

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青字でIDが出ているかと思います。これが、

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赤枠で囲ったところの文字と対応しています。

 

さて、これでOnEnterの設定は完成です。

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わざわざアクションさせずとも、勝手に動く鉱石おじさんを家で鑑賞することができます。

 

Condition の設定

次にConditionの設定です。

同じように右上の条件追加を押すと、if文が出てきます

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また、if文の中でさらにアクションを追加することができます

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ここは、例えばこんな感じで指定します。

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・もし、鉱石おじさんがON、つまり動いていたら

・果物おじさんもONにする

・そしてnewState10に移行する

という意味になります。

 

OnEnterで鉱石おじさんは既にONになっているので、

この場合、果物おじさんがONになることは必然ですね。

 

Stateについて

さて、最後のこのGoto newState10についてです。

Stateは1~10まで増やすことができます。

増やすには状態追加ボタンをおします。

こんな感じで増やせます。

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 最初はnewState1が入っていると思いますが、

Goto newState1だと自分自身に戻ってくることを意味するので

別のStateを指定してやります。ここではnewState2を指定しました。

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矢印がびよーんと伸びて、別のStateに遷移することを示します。

つまり、画像の例だとこういうことになります

・もし、鉱石おじさんがONであったら

・果物おじさんをONにして

・newState2に移動する

 

 

他のnewStateにももちろんOnEnter、Conditionに命令を書けますので

次々とStateを移動しながら命令をこなしていくことができます。

ね、なんかいろいろできそうでしょ?(雑)

 

なお、Stateの右上に赤字と[開始]とありますが

これがついているStateが、家に入ったときなどに読みこまれる最初のStateになります。

 

設定が終わったら、保存を忘れずに。

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次回以降、もう少し複雑な設定方法を書いていこうと思います

 

なお、自宅でトリガーエディターを活用した謎解きギミックを公開していますので

気になる人はフレンド申請どうぞ~!(名前:めっさー)